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“you’d better”+動詞原形が、単なる強い推奨・提案にとどまらず、警告、あるいは脅迫の意味を帯びうることを知り、新形式TOEIC公式問題集の“you’d better”の使い方に一抹の不安を覚えた、ということを書いたのが前回の記事。

参考記事:
大丈夫か公式問題集?本当は怖いyou’d betterの意味

しかしそうは言いつつも、今のところ私が持つ唯一の新形式対応の教材なので、今日もその公式問題集を使って勉強していたところ、また“you’d better”発見してしまった。TEST2の№25の選択肢。

Where does John usually store the extra supplies?
(Johnはふだん、余分な備品をどこに保管していますか)

に対する返答が、

You’d better ask him.
(彼に尋ねるべきです)

って。まあ、その「備品」が人命にかかわるような緊急性の高いもので、「彼に直接聞け!早く!」という場面であるという解釈もできる。でも多分、コピー用紙だったり、ホッチキスの針だったりするんだろうな。TOEICだもの。

そんな新形式の公式問題集であるが、ちゃんとマイルドな提案の表現も収録されているので、名誉のために紹介しておく。TEST2のPart4の社内のお知らせという設定の文章の中の一節。1時に電力が復旧するから、出社する人はそれ以降にしてね、という場面だ。

So, you might want to wait until later to come in.

“you might want to wait”の部分は、「待った方がいいかもしれません」と訳されており、解説には、「might want to doは控えめに提案をする時の表現」とある。

で、この“you might want to wait”、昨日紹介したNHKラジオ『入門ビジネス英語ベストプラクティス 1』では、“You had better~”に代わる言葉の使い方として紹介されている。

Hiro: What should I say instead?

Joyce: Say “you might want to” or “it would be good if you could.”

思うに、日本で職場で誰かに対して何かを勧めたり提案したりするとき、それがわりと急ぎの案件だったり、実は強制だったりする場面でも

「~した方がいいかも」
「~したらいいんじゃないかな」

なんてな言い方をするけど、それと同じなのかも。

そういえば、英語ではまずは結論から入るとか、要点を簡潔に述べるなんて話があるが、礼儀正しい言い回しは不要、なんて話は聞いたことがないよな。

その点を勘違いすると、受け手を「あいつ何様だよ」と怒らせたり、「まー非ネイティブだからしょうがないね」と苦笑させたりすることになるのかもしれない。とりあえず、 “you might want to” の使い方はマスターしておく方がよさそうだ。

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