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eco検定の出題範囲からクイズです。第5次評価報告書を出したのはIUCN? UNEP? IPCC? それとも?

eco検定には、環境に関する国際的な機関の名前が登場し、しかもそれらがアルファベットの略称で書かれていたりするので、混乱しがちです。このページでは、気候変動、地球温暖化に関する国際的な組織と、その略称を覚えてしまいましょう。

問題

気候変動、地球温暖化に関する科学的な情報を整理・分析し、数年おきに「評価報告書」を公表している国連の機関は?1から4のうち、適切なものをひとつ選んでください。

  1. IUCN
  2. UNEP
  3. IPCC
  4. ICBM
宇宙に浮かぶ地球のイラスト
©素材屋小秋

解説

まず、1.IUCNは、「国際自然連合」の略称です。自然保護を目的とした半官半民の団体で、絶滅のおそれのある生物の一覧表「レッドリスト」の作成などで知られています。

気候変動を直接扱っている機関ではありません。よって不正解。

次に、2.UNEPは「国連環境計画」の略。ざっくり言うと、国連内の環境政策の調整を行ったり、条約の事務局機能を果たしたりしている機関です。

設立は1972年。eco検定のテキストでは、主にミレニアム生態系評価を実施したり、生物多様性条約が採択された会議を主催したりした組織として取り上げられています。

UNEPも環境についての報告書を発行していますが、その名称は「地球環境展望(GEO)」。よってこれも不正解です。

3.IPCCは「気候変動に関する政府間パネル」の略。2のUNEPと、世界気象機関(WMO)により、1988年に設立されました。

世界の平均気温が1880年から2012年までに0.85℃上昇したとか、人間が温暖化の主要な原因であった可能性が極めて高いとか言ってるのは、この機関です。

世界の研究者や専門家が参加して、最新の科学的な知見を集め、評価を行っているので、その報告書は信頼され、環境についてのさまざまな政策決定の指標となっています。

2017年9月現在、最新の評価報告書は「第5次評価報告書」です。

正解

3

ということで、気候変動、地球温暖化に関する科学的な情報を整理・分析し、数年おきに「評価報告書」を公表している国連の機関として、適切なのは3のIPCCでした。

なお、4.ICBMは、「大陸間弾道ミサイル」の略。昨今問題となっており、字面が似ているので選択肢に入れてみました。この略語が、eco検定のテキストに載る日が来なければいいなあと思います。

最後に、それぞれの英語名をフルで挙げておきます。「UN」は「国連(United Nations)」、「CC」は「気候変動(Climate Change)」の略だと知っておくだけで、略語の区別がかなりラクになりますよ。

IUCN(国際自然連合):International Union for Conservation of Nature
UNEP(国連環境計画):United Nations Environment Programme
IPCC(気候変動に関する政府間パネル):Intergovernmental Panel on Climate Change
ICBM(大陸間弾道ミサイル):Intercontinental Ballistic Missile

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