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TOEICの普及に長年にわたって貢献してきた千田潤一さんの『TOEICテスト公式問題集の120%活用法[新形式問題対応編]』を買った。まだざっと全体に目を通した段階だが、現時点の感想を書いてみる。

本書は『TOEICテスト公式問題集』を最高の”TOEIC対策本”としてだけでなく、最高の”トレーニングブック”として活用してもらうために書いたものです。〈中略〉トレーニングの一つひとつはシンプルなものですが、いずれも4つの技能(スキル)を磨くためには非常に効果的な方法ばかりです。
(『TOEICテスト公式問題集の120%活用法[新形式問題対応編]』「はじめに」より)

千田さんによると、公式問題集は解いて採点してそれで終わりにしてしまう人が多いそうで、「これは大変もったいないこと」だと。単語、文法、音法、リスニング、スピーキング、リーディング、ライティングすべての能力を伸ばす素材として最適なので、活用してトレーニングしましょうよ、というのが本書の趣旨だ。

トレーニング法としては、「音読筆写」「ディクテーション」「シャドーイング」「Listen&Repeat」「スラッシュ・ライティング」などが紹介されている。

いや、公式問題集が単なる腕試しだなんて、ほんと勿体ないですわよ奥さん。1テストあたり、1,500円もするのに1回しか使わないなんて。

実際、この2~3年『新公式問題集』シリーズ6冊をトレーニングの素材として筆写とシャドーイングとディクテーションをやりまくったところ、925点まで到達した私が言うんだから間違いない。というか、みんな普段何を使って勉強してるんだろう。マジで知りたい。

ということで、これまで公式問題集の使い方が分からなかった人には、ぜひおすすめしたい1冊なのだが、注意点がひとつ。

本書は「新形式対応編」として、リニューアルにあたっての変更点が解説されていたり、サンプルとして掲載されている問題が新形式だったりはするもの、あくまでも公式問題集を素材に英語のトレーニングをしましょう、という本。新形式問題の攻略法を教えてくれる本ではない

3人の会話はこう聴け!とか、図表問題はまずここを読め!とか、3パッセージ問題は全部読むな!というテクニックが知りたい人は、いずれ誰かがそういうコンテンツを出すかもしれないので、それを待った方がいいだろう。

まあ、千田さんも、多くのTOEIC講師の皆さんも、「小手先のテクニックでは通用しなくなる」と言っているので、まっとうに勉強した方が近道だと思うけどね。

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