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問題

「水俣条約」が規制している物質は、次のうちどれでしょう?

  1. カドミウム
  2. 二酸化窒素
  3. 水銀

解説

「水俣条約」とは、2013年1月19日に国連の会議でその名が決まり、同年10月、熊本県における会合で採択された条約です。

この条約は、ざっくり言うと、水銀や水銀を使った製品の製造や輸出入を規制する国際条約。人の営みによって排出される水銀や水銀化合物から人の健康や環境を保護するのが目的で、正式名称は、「水銀に関する水俣条約」といいます。

採択から約4年、「うちも締結するよ!」という国が規定の50か国を超えたため2017年8月に発効しました。日本も、締約国の一つです。

条約名の「水俣」は、熊本県の水俣市からきています。同市は、高度成長時代に工業排水に含まれる有機水銀により引き起こされた深刻な健康被害「水俣病」が発生したところ

Minamata Bay 1974.jpg
By Copyright © 国土画像情報(カラー空中写真) 国土交通省, Attribution, Link

最初に被害が確認されたのは1956年のことでした。それから約60年が経ちますが、水銀の脅威はなくなっておらず、規制する情報が必要とされるほどです。

例えば、フィリピンの小規模な金採掘の現場では、大量の水銀が大気中に放出されています。あと、水俣湾の水銀も除去されたわけではないんですよね…

そのへんの話は、下記のブログ記事にまとめましたので、あわせてお読みいただけましたら幸いです。

えっ?まだ埋まってるの?水俣条約発効で知った日本のお粗末な水銀対策

正解

ということで、今回のエコクイズ「「水俣条約」が規制している物質は?」の答えは、3「水銀」でした。

カドミウムは、同じく高度成長期の公害病であるイタイイタイ病を引き起こした物質。

二酸化窒素は、四日市ぜんそくの原因物質のひとつです。

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