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問題

国内最悪の不法投棄事件と言われる「豊島不法投棄事案」。現在の状況に最も近いのは、次のうちどれでしょう?

  1. 現在も撤去の見込みは立っていない
  2. 廃棄物の搬出は完了した
  3. 不法投棄が行われる以前の自然が回復した

解説

「豊島不法投棄事案」とは、瀬戸内海の豊島(てしま)に大量の産業廃棄物が運び込まれ、放置された事件です。

豊島には、産廃処理業者が所有する土地がありました。そこに、1975年から1990年まで「シュレッダーダスト」や廃油、汚泥などが運び込まれ、野焼きが行われたり、放置されたりしたのです。

シュレッダーダストとは、使用済みの自動車や家電などを粉砕処理したときに発生するプラスチック、ガラス、ゴムなどの混合物のこと。水銀、鉛、PCB、カドミウムなど有害物質を含むことがあります。

環境の悪化に悩まされた豊島の住民は、声を上げ始めました。しかし、当時の法律をたくみにすり抜けた業者の投棄は、1990年に兵庫県警が強制捜査に踏み切るまで続くのです。

処理事業がスタートしたのが2003年で、最終的に、廃棄物の撤去が完了したのは2017年の3月。搬出された廃棄物は、汚染土を含め約92万トンでした。

【参考画像】産業廃棄物を豊島の廃棄現場より直島の処理施設へ輸送する専用の特殊コンテナTesima-taiyo022-01.jpg
By 豊島太陽投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, Link

処分場だった場所には、今も廃棄物が埋まっていた穴がクレーターのように残っています

正解

ということで、本日のエコクイズ「「豊島不法投棄事案」の現状に最も近いのは?」の答えは、2の「廃棄物の搬出は完了した」でした。ちなみに、92万トンというのは、学校などの25mプール3000杯分に匹敵する量です。

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