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エコじろう

グリーンコンシューマー」について質問があるんだけど、よいかい?

小秋先生

ええ、どうぞ。

エコじろう

eco検定の公式テキストで、「グリーン購入」という言葉があることを知ったよ。値段や機能、品質、デザインだけじゃなくて、環境にも配慮して商品を選ぶことをいうんだよね。

小秋先生

そうね。国は「グリーン購入法」を制定して、国の機関にグリーン購入を義務づけたり、地方自治体に努力義務を課したり、民間企業や国民にはグリーン購入に努めるよう促したりしているわ。

エコじろう

そのグリーン購入を行う消費者のことを「グリーンコンシューマー」っていうんだよね。で、テキストには「グリーンコンシューマーの10原則」というものが載っているんだけど…。

小秋先生

グリーンコンシューマーの10原則」。これのことね。

  1. 必要なものを必要なだけ買う
  2. 使い捨て商品ではなく、長く使えるものを選ぶ
  3. 包装はないものを最優先し、次に最小限のもの、容器は再使用できるものを選ぶ
  4. 作る時、使う時、捨てる時、資源とエネルギー消費の少ないものを選ぶ
  5. 化学物質による環境汚染と健康への影響の少ないものを選ぶ
  6. 自然と生物多様性をそこなわないものを選ぶ
  7. 近くで生産・製造されたものを選ぶ
  8. 作る人に公正な配分が保証されるものを選ぶ
  9. リサイクルされたもの、リサイクルシステムのあるものを選ぶ
  10. 環境問題に熱心に取り組み、環境情報を公開しているメーカーや店を選ぶ

(「グリーンコンシューマー全国ネットワーク」が提唱する「グリーンコンシューマーの10原則」、eco検定公式テキスト改訂6版から引用)

エコじろう

そうそう。僕はこの10原則を読んで、ぜひ実践したいと思ったよ。まずは消費者として、できることから始めないとだね。

小秋先生

それはいい心がけだわ。リサイクルやごみの減量、環境汚染、生物多様性、エシカル消費、地産地消など、持続可能な社会づくりに必要なことがしっかり盛り込まれているものね。

エコじろう

でも、これを提唱しているっていう「グリーンコンシューマー全国ネットワーク」のことを調べてみたら、すごく古い情報ばかりでね。

グリーンコンシューマー全国ネットワークって?

小秋先生

ああ、これね。私も最初に見た時はびっくりしたわ。

エコじろう

あと、「グリーンコンシューマーの10原則」で検索してみたら、いろんなページに貼られていることが分かったんだけど、よく見ると内容がちょっとずつ違っていたり。

小秋先生

私もよく分からないのよね。ただ、「グリーンコンシューマーネットワーク」が1994年に発行した『地球にやさしい買い物ガイド―自然を守り、自分を守る』に書かれたのが最初であるようよ。

エコじろう

それがあちこちで拡散されることになったのかなあ。えーと、「地球にやさしい買い物ガイド」…あった。今でも、中古ならAmazonで買えるみたいだね。

小秋先生

図書館に入っていることもあるようだから、地元の図書館を調べてみてもいいかも。

小秋先生

およそ20年前に書かれた本だけど、その頃に提唱された「地球にやさしい」が、今どれだけ当たり前になっているのかチェックする意味でも、読んでみる価値があると思うわ。

エコじろう

全く進歩していなかったらがっかりだね。ところで、このグリーンコンシューマーの10原則、eco検定にはどこまで出題されるのかい?

小秋先生

2017年度版の公式問題集収録の模擬問題には、
「1.必要なものを必要なだけ買う」
「8.作る人に公正な配分が保証されるものを選ぶ」
「9.リサイクルされたもの、リサイクルシステムのあるものを選ぶ」
が取り上げられているわね。

小秋先生

ただ、細かいところは気にしなくてもいいんじゃないかと思うけど、とりあえず「グリーンコンシューマー」の意味と、「グリーンコンシューマーの10原則」があるってことは、しっかり覚えておいてね。

エコじろう

あ、そうだ。テキストの同じページに「グリーンコンシューマーが望む環境情報9原則」というのも載っていたことを思い出したよ。あれはどういうものだっけ?

小秋先生

「グリーンコンシューマーが望む環境情報9原則」は、NACS(日本消費生活アドバイザー・コンサルタント相談員協会)の環境委員会が定めたものよ。

エコじろう

うーん、難しそうだなあ。

小秋先生

そうでもないわよ。グリーンコンシューマーが企業などの出す情報に期待することをまとめたものでね。大きく分けて「こんな内容を知りたい」「こんな表現を望む」「こんな姿勢を期待する」の3部から成り立っているの。NACSのサイトから引用させてもらうわ。

「こんな内容を知りたい」

原則1 持続可能な社会を目指した企業活動が見えること
原則2 重要な情報を伝えていること
原則3 社会的関心を反映していること

「こんな表現を望む」

原則4 わかりやすいこと
原則5 比較できること
原則6 具体的な表現であること

「こんな姿勢を期待する」

原則7 確認できること
原則8 消費者との対話の体制があること
原則9 消費者の意見が反映されていること

グリーンコンシューマーが望む環境情報9原則<2006年版>|NACS環境委員会 より引用

小秋先生

要は、グリーンコンシューマーを育てるためには、企業と消費者のコミュニケーションが大事って話ね。

エコじろう

この9原則が目指すところは、もう実現しているのかな。最近、企業は積極的に、分かりやすく情報開示するようになっているよね。

小秋先生

「情報が真実であること」も盛り込んだ方がいいんじゃないかと思うこともあるけどね。

エコじろう

それは言えてる。

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