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理屈はさっぱり分からんが、すごいことを考える人々がいるものだなあと、驚嘆したのが、英検1級2014年度第3回リーディングPart3(長文読解)“Space Elevator”。

ざっくり言うと、地球の35,786km上空の「静止地球軌道(GEO)」からケーブルを伸ばして赤道付近に固定し、これを使って、宇宙飛行士や物資を宇宙に引き上げようという壮大な計画の話だ。

動画の音声には、関係者として日本のメーカーだという「オバヤシ」なる企業が登場する。ほう、そんな企業がねえ、と思ったら大林組のことだった。

宇宙エレベーター建設構想 | 大林組の挑戦 | 株式会社大林組 新卒採用情報

英検問題によると、宇宙エレベーターのケーブルには、カーボンナノチューブ(CNT)という素材が使われるらしい。読解が合っていれば、CNTは、1原子の厚みの外壁を持つ、中が空洞の構造物。

特殊な接着剤を使ってそれをつなぎあわせていくそうだが、この文章が書かれた時点での最も長いCNTは1メートル弱とか。35,786kmに至るのにどのぐらいの時間がかかるのだろう。

識者は、このプロジェクトには数十年はかかると見た上で、こう考えているようだ。

the debate would need to be framed in a way that allowed it to survive multiple political administrations.
2017年度版 英検1級 過去6回全問題集 (旺文社英検書)収録 英検1級2014年度第3回過去問より)

the project should be framed as a means of securing energy
(引用同上)

なにしろプロジェクトが長期間にわたるので、複数の政権にわたって支持を得られる大義名分が必要だと。

悩ましかったのが“frame”の訳し方。文を読んだところ、日本語で言う「~という枠組みで考える」「落とし込む」みたいなニュアンスなのかなあという気がするが、辞書を引くと、「でっちあげる」という意味もあると判明。悩む。

今日の英単語・熟語はこちら。

dictate 影響する
hold up持ちこたえる
compression圧縮
tensile 伸張性のある
anchor (いかりで)固定する
counterweight 釣り合い錘
hollow 中が空洞の
erosion 崩壊
defect-free 欠陥のない
close-packed 密集した

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