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英会話のNOVAが復活、というか教室自体は消滅していなかったことを、ようやく認識した。6月15日付の日経MJに「カフェ風で英会話楽しく NOVA 20代おしゃれ女子狙う」という記事が掲載されていたのを受けて。

NOVAうさぎも復活してた。2016年バージョンのCM。

記事によると、度重なる不祥事の末、NOVAが経営破たんしたのが2007年(平成19年)。その後、飲食店経営を主に手がける名古屋の会社「ジー・コミュニケーション」が英会話事業を引き付ぎ、現在はNOVAホールディングス株式会社(以下「NOVAHD」)が運営しているという。

いまいち経緯が分かりにくいので、NOVAHDの会社サイトの「沿革」のページを見てみた。正確には、ジー・コミュニケーションから2003年に分社した「ジー・エデュケーション」が2007年11月にNOVA事業を承継したらしい。

同社は、その後「自分未来ホールディングス株式会社」「自分未来アソシエ株式会社」という社名変更を経て平成25年(2013年)に「NOVAホールディングス株式会社」という現在の名前に。

どうやら、かつての英会話のNOVAの運営母体(株式会社ノヴァ)が復活したわけではなく、事業を承継した「ジー・エデュケーション」が、のちに「NOVA」の名を含む社名を名乗るようになったという経緯のようだ。

さて、NOVAの歴史はこのへんにして、今日の本題「カフェ風で英会話楽しく NOVA 20代おしゃれ女子狙う」に移ろう。以下、MJから引用。

英会話教室「NOVA」を運営するNOVAホールディングス(NOVAHD、東京・港)は教室をカフェ風のデザインに変えていく。新店はすべてカフェ風にし、「うみかぜ風」「ノスタルジー風」と立地ごとに異なる空間デザインにする。既存店も改装の際に順次切り替える。オンライン英会話では味わえない体験を提供し、おしゃれ感覚で英会話を楽しむ20代女性を取り込む。
(6月15日付日経MJ「ライフスタイル」面より)

記事によると、東京都墨田区、JR錦糸町駅近くにオープンした教室が、NOVAのカフェ型教室「コンセプトNOVA」の第一弾らしい。MJによると、「木目調の壁紙や間接照明を使った内装で、生徒はソファに座りながら会話を学ぶ」とのこと。

錦糸町校 | 英会話教室・スクール【駅前留学NOVA】
https://www.nova.co.jp/schools/kantou/tokyo23/kinshicho.shtml

上記のページに掲載されている写真に、カリモク風のソファがある薄暗い空間が写っているが、これがカフェ風の教室だろうか。なお、「コンセプトNOVA」などの説明は書かれていない。

一方、15日オープンという茅ヶ崎校のインテリアは白を基調にしており、サーフボードが壁に掛けられていたりする。

NOVA茅ヶ崎校

今後、NOVAは新規の教室は「コンセプトNOVA」としてオープンするそうで、年内に12校を予定。既存の教室も改装時にカフェ風にするそうだ。

うーむ…他の教室はどうなのか分からないが、少なくとも、茅ヶ崎=サーフボードで喜ぶ20代女子がいるとは思えない。四半世紀ぐらい前ならありだったかもしれないが。「おしゃれ感覚で英会話を楽しむ20代女性」も舐められたものだなあという印象なのだが、そんなもんなの?

というか、「おしゃれ感覚で英会話を楽しむ20代女性」なるターゲット層がそもそも存在するのだろうか。いたとしても、その人は「駅前留学」は検討することなく、本物のお洒落なカフェで、マンツーマンの出張レッスンとか受けてると思うのだが。なんというか、いろいろズレてるような気がしたので、特にNOVAに恨みはないのだが一記事書いてしまった。

ところで、これは蛇足だが、NOVAに限らず英会話スクール一般に「通ってるうちにTOEICの点数も上がるかもしれないし」という期待を抱いている人がいたとしたら、「それだけでは無理だ」と言いたい。家でガツガツTOEICの問題集を勉強して、講師を相手に会話パートが再現できるように準備していくなら別だけど。

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