スポンサードリンク

お隣の韓国では、2016年5月29日より実施の新形式TOEICは「難しくなる」と目されており、駆け込みの受験者が増えているとのこと。

韓国TOEIC委員会によると、受験者数は2011年の211万人から12年は208万人、13年は207万人と減少を続け、14年には200万人を下回った。だが、今年1月に2回実施されたTOEIC定期テストの受験者は前年同月に比べ10%ほど多かった。

5月から難しくなるTOEIC、韓国で駆け込み受験者が急増|朝鮮日報 より引用

同紙によると、TOEICテストの実施された今年の1月31日、試験を終えて会場から出てきた受験者たちは、「今年5月までに高いスコアを取らなきゃ」と口々に言っていたという。

韓国では、企業の採用条件や、大学の卒業要件としてTOEICのスコアが活用されることが多いので、若者は出題形式変更のニュースにピリピリしている模様。ここ最近は、年間の受験者数は日本の方が多いものの(日本の2014年の公開テスト受験者数は240万人)、本気の人の割合は、おそらく韓国の方が多いのだろう。

ところで、日本同様、韓国にも、TOEICは使えないという批判はあるらしい。しかし、英語能力の評価のために韓国国内で開発された他のテストは、ことごとく不発のようだ。

TOEICへの高い依存度を下げようと、ソウル大は1999年に英語能力検定試験(TEPS)を、韓国教育課程評価院は2012年に国家英語能力評価試験(NEAT)をそれぞれ開発した。だがTEPSは政府や一部の学術機関で限定的に使われる程度で、NEATは受験者が年6000人を下回り15年に廃止された。

さて、リニューアル後のTOEICは、どう評価されるのだろうか。そして駆け込み需要が去った後の受験者数はどうなるのだろうか。日本でも同様の現象が起きるのかどうかもあわせて、注目していきたい。

スポンサードリンク