スポンサードリンク

TOEICのPart3(会話問題)の多くは、オフィスにおけるやりとりを題材にしている。

話題は、同僚が栄転するとか、あなたの仕事ぶりは素晴らしいとか、事業が拡張しているとかいう景気のいいものから、会社ピクニックのメニューをどうするかとか、ロビーの椅子をどうするかという雑事まで様々。

社風はホワイトで業績は右肩上がり、従業員はみんな仲良し、というのが私が知る限りのPart3の世界であった。

そりゃ、ごめん飛行機遅れちゃってーとか、コピー用紙が切れたとか、ソフトの使い方が分からないとか、契約書が届かないんだけど、なんてなトラブルも、たまにはあった。

しかし、迷惑かけた方もかけられた方も、ま、不可抗力だししょうがないやねーぐらいのスタンスで、そりゃあ平和なものだった。

新形式のTOEIC Part3は世知辛い?

ところが現実の世相を反映して、TOEICの世界も変わってきたのだろうか。先日発売された新形式TOEIC対応の公式問題集には、従業員のベネフィットを削ったり、失敗した同僚への苛立ちを隠さなかったりという不穏な動きが見られるのだ。

詳しくは、ネタバレになるので避けるが、全然 ”All right” じゃないときに発せられる「…オーーーライッ?」が観察されたことを報告しておこう。これがETSのいう「よりオーセンティック(実際的)」というなのだろうか。なんとも世知辛い話である。

とはいえ、ギスギスしたTOEIC Part3もそれはそれで面白いと思ったり。

例えば、

  • 出世レースで同期に先を越され、陰で会社の体制を批判
  • 上司が架空の旅費を請求しており、経理の締め付けが厳しくなったと嘆く
  • 長引いた会議で進行役以外ほぼ無言(3スピーカー問題)
  • トイレで育休明け・時短勤務の先輩をDisっていたところ本人が登場(3スピーカー問題)
  • ブラック企業大賞で自社の名前を見て(Look at this graphic.)退職の時期を話し合う

なんてエピソードは、実際的かもなーと思うのだがどうだろう。勉強してると心がすさみそうだけど。

スポンサードリンク