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5月29日の第210回公開テストから導入される新形式のTOEIC問題。従来形式からの変更点は色々あるが、目玉のひとつは、リスニングのPart3(会話問題)とPart4(説明問題)における図表を使った設問だ。

従来のPart3、Part4では、テストブックに印刷されているのは、設問と選択肢のみだった。そこに、表やリストが追加された問題が新設されるという。すなわち、読む情報が増えて負担が重くなるわけだが、さて、そのタイプの問題は何問ぐらい出題されるのだろうか?

また、図表とはどのようなものなのだろう?公式問題集や、人気TOEIC講師の模擬問題集からその傾向と対策を探ってみたいと思う。

ETSのサンプル問題

まずは、TOEICの開発元であるETSが早くから公開していたサンプル問題から。日本のTOEIC公式サイトで見られる。

Part3のサンプル問題

Part4のサンプル問題

パート3、4ともそれぞれ数題が公開されているが、図表を使った問題は各1題だけ。Part3では、製品の価格表が、Part4では、ある会合のタイムスケジュールが使用されている。再現すると、こんな感じ。非常にシンプルである。

TOEIC新形式問題図表の再現

図表を見るべき設問では、“Look at the graphic.”という注意が入るが、それは1題における3つの設問のうち1つだけ。パート3、4とも、3/3問目がそれにあてられている。

公式問題集における図表問題

公式問題集における図表を使った問題は、1テストにつき計5題。全部で13題あるPart3の最後の3題(Q62-64、Q65-67、Q68-70)と、全10題からなるPart4の最後の2題(Q95-97、Q98-100)だ。

サンプル問題同様、 “Look at the graphic.”という指示があるのは、1題につき3つの設問中の1問だけ。ただし、3問のうち、何番目に“Look at the graphic.”が来るのかは、一定していないようだ。

また、図表の種類も、サンプル問題とは異なる。以下に、公式問題集の図表問題におけるグラフィックのバリエーションや、それぞれ3問中何問目に“Look at the graphic.”が来るのかをまとめてみた。新形式対策の参考になれば幸いだ。

<TEST1>
Part3
 Q62-64 文具店における割引クーポン 3/3問目
 Q65-67 オフィスビルの階層案内表示 2/3問目
 Q68-70 数名の顧客の氏名と短いコメント 2/3問目

Part4
 Q95-97 ハイキングコースの略図 2/3問目
 Q98-100 オフィス用品の注文書 1/3問目 

<TEST2>
Part3
 Q62-64 店内配置図 3/3問目
 Q65-67 食品栄養成分表 2/3問目
 Q68-70 デパートの割引クーポン 2/3問目

Part4
 Q95-97 ケータリングの注文書 2/3問目 
 Q98-100 顧客調査の結果を示す棒グラフ 2/3問目

注文書などは、上で示した例と同じような形式。クーポンは、画像検索サイトで近い雰囲気のものを見つけたので、参考までに貼っておく。

新形式TOEIC図表問題のクーポンに近い画像
photo credit: AlkiKayak-Kayaktivist-Coupon via photopin (license)

地図は、お店のアクセスマップとかで見るような簡単なやつ。

地図の例

英語のフリーペーパーなどで、普段から見慣れておくといいかもしれない。ちなみに上のはKansai Scineというフリーペーパーに出ていた広告の一部を撮影したものだ。

公式問題集以外の図表問題は?

手元に、1テスト収録の『TOEIC®TEST 模試特急 新形式対策』があるので、そちらも調べてみた。こちらも公式問題集同様、Part3の最後の3題と、Part4の最後の2題が、図表を用いた新形式の問題にあてられている。内容はこちら。

Part3
 Q62-64 名刺の注文書 2/3問目
 Q65-67 市内観光案内図 3/3問目
 Q68-70 眼鏡店の割引クーポン 3/3問目

Part4
 Q95-97 従業員の満足度調査を示す棒グラフ 3/3問目 
 Q98-100 空港の搭乗案内(各便の発着時刻) 1/3問目

他の新形式の問題集も書店でざっと眺めてみたが、だいたい似たような問題数と配置だった。神崎正哉さんの『新形式対応 TOEIC(R)TEST 完全予想模試』だけが、図表問題を分散して配置しており、異彩を放っている。

図表のタイプは、やはり注文票やスケジュール表、クーポン、棒グラフが目立った。

異色だったのは、キム・デギュン氏の『新形式対応 TOEIC(R)テスト リアル予想問題集』のカレンダー(月間)と、旺文社の『TOEICテスト予想模試 新形式問題対応』の折れ線グラフかな。さて、本番では何が出るのか、楽しみだ。

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