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これをお読みの皆さんの中には、40代で英語やりなおしなんて無理、ましてやTOEICで高得点なんて!という方もいらっしゃるかと思います。

その理由のひとつには、40代は世間的には「中年」に分類され、そして中年になると記憶力が衰えはじめるものだと、まことしやかに語られていることがありそうです。

でもそれって本当なんでしょうか?

現に私がTOEICでスコア800を超えたのは、40歳を過ぎてからでした。2013年6月、42歳で英語学習を再開し、3ヶ月後にスコア830を獲得。その後の2014年12月のTOEICで890を達成し、その後、2015年12月に900を突破。2016年5月の新しい形式のTOEICでも、925を維持しています。

30代半ばにも、いちど英語やりなおしの期間があったのですが、その際のベストスコアは745点でした。そこから180点もアップしているわけですから、40代になっても伸びしろはあると思うんですよね。

そこで、この記事では、「結構いいところまで来てるんだけど、TOEICで800点を超えられないまま40代を迎えてしまった!」という人が、800壁を超えるために有効だと思われる学習方法を書いてみたいと思います。3つあります。

文法の基本を一応マスター

いきなり「えー。。」という思いにさせてしまったとしたら申し訳ないです。しかし、中学卒業程度の英文法の知識は、やっぱり必要、というかマスターしていないと効率が悪いです。

私が、文法の基本をおさらいするのに使用した教材は、『ALL IN ONE』でした。

この本は、特に易しいというわけではありません。「SVO」「SVOC」とか「to不定詞の形容詞的用法」などという文法用語も普通に出てきます。

しかし、この本のいいところは、「ALL IN ONE」というタイトル通り、すべてが1冊にまとまっているところ。例文ひとつひとつにつき、文法の解説から、単語熟語の意味までが逐一掲載されているので、辞書や他の文法書をひもとく必要が全くないのです。

結果、例文を、繰り返し読んだり書いたり、付属の音声を聴いたりすることに集中することができ、ズボラな私でも無理なく学習することができました。

「SVO」「SVOC」だのの文法用語にアレルギーがある人は、最初は、そのへんは無視しても構わないと思います。一読目から全てを理解しようと思わずに、うすく塗り重ねるように何度も読むこと。そのうち、英語のルールみたいなものがおぼろげに見えてきます。

英語の音の変化や省略を理解する

『ALL IN ONE』のコラム「発音と聴き取りのコツ」(P.84)によると、音の変化や省略に注目すると聴き取りの要領がわかってくることのこと。これは私も実感しているところです。

例えば、

I receive an average of fifteen dollars(ALL IN ONE 例文1より)

の「an average of」が「アナヴェリッジョブ」になるとか、

and at present I’m traveling around the countryside(同 例文3より)

の「and at」が「アナッ」になるとか、

it will have doubled in length(同 例文12より)

の「have」が「アヴ」になるとか。

英文を見ながら音声を聴いて、音が消えたりくっついたりする部分に印をつけると、音の変化がしっかり意識されるので、お勧め。

私は、くっついた部分を丸で囲ったり、消えた音を( )で括ったりしています。具体例は、下記の記事の通り。同じく40代で英語学習を本格的にやりなおし、TOEIC860点を獲得した夫のブログです。

【参考記事】
英語リスニングは「音法チェック」から!私のやり方を具体例と共にご紹介

3.公式問題集を素材にトレーニング

私は、上記1、2を経た上で、TOEIC新公式問題集をトレーニングの素材として使い倒しました。

こちらが、最も使い倒した旧形式時代のTOEIC公式問題集(Vol.6)。

2016年にTOEICの出題形式が変更されてからは、「新形式問題対応編」を使用しました。

トレーニング内容は、

・音読
・音読筆写(読み上げながら書き写す)
・シャドーイング(音声の後を追って発音する)
・ディクテーション(聴き取って書く)
・出題されている単語の暗記

などです。

これらのトレーニングは、聴く力、読む力の強化を目的に行っています。

しかし、得られるメリットはそれにとどまりません。TOEICにありがちなエピソードの傾向が体に染み込み、ある程度展開の予測がつくようになるという副次効果もあるのです。

例)
医院が患者の予約を勝手に変更したがる
大規模な会議では、会場や講演者の予定が変更されることがよくある
お店が顧客に迷惑をかけたら、とりあえずクーポンを出す

また、TOEIC公式問題集は、試験本番とナレーターさんがほぼ同じ。慣れ親しんでおくと、本番においても「ああ、いつものあの人たちだ」という安心感が得られるというメリットもあります。

まとめ

ということで、この記事では、私が40歳を過ぎてTOEIC800を突破し、さらには900超えも達成するに至った勉強法を、簡単に紹介してみました。40代でTOEICのスコアが伸び悩んでいる皆さんに、ご参考いただけましたら幸いです。

英語学習に魔法はありません。

しかし、40代になっても覚えたこと、トレーニングしたことは確実に積み重なっていくという実感があります。むしろ、文脈から判断する力、関連する物事を結びつける力が経験により身についている分、若い人より有利かもしれないと思うフシも。

少なくとも、TOEIC800レベルは全然不可能ではないので、ぜひチャレンジしていただきたいと思います。

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