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資格の重要性や難易度を判断する決め手となる指標のひとつが合格率。この記事では、「eco検定の合格率は?」と聞かれて何%と答えればいいかを考えてみたいと思います。

まず、2017年度7月23日に実施された第22回検定の合格率は、71.2%とのこと。8月24日に届いた成績票に印刷されていました。

eco検定第22回 合格率

この情報は、2017年8月26日現在、東京商工会議所(主催者)のeco検定の試験情報ページでも公開されています。約12,000人が申込み、うち約11,000人が実際に受験し、合格者は7,799人とのこと。

eco検定公式サイト 受験者データ

eco検定(環境社会検定試験)®| 受験者データ
※画像は、合格率が掲載されたeco検定公式サイト「受験者データ」のキャプチャ(2017年8月26日現在)を加工したものです

さて、この71.2%という合格率を、どう評価するべきか。同ページに併せて掲載されている2016年度の合格率を見ると、70.7%です(7月と12月の2回平均)。これだけ見ると、eco検定の合格率は約70%ということになりそうです。

2015年度以前のeco検定の合格率は

では、2015年度以前のeco検定の合格率はどうだったのでしょう。『eco検定<公式>過去・模擬問題集』2017年度版の巻頭に収録されている受験者データから、数値を引用してグラフにしてみました。折れ線部分が、合格率の推移です。

2012~16年度のeco検定試験結果
eco検定合格率の推移

※数値は『2017年版 環境社会検定試験eco検定公式過去・模擬問題集』13ページ「受験者データ」より

2012年から2015年までのeco検定の合格率は、50~60%の間で推移しています。それがいきなり2016年に70%台に上昇(数値は年間各2回の平均)し、2017年度第1回も70%超。

これらのデータを見て、eco検定の合格率は、「少し前はだいたい5~6割で、年々易しくなっているのかな?」と思う人もいそうです。

eco検定で最も合格率が高かったのは第何回試験?

しかし、注意しなければならないのは、eco検定の合格率は、回によって、かなり変動があること。2006年10月実施の第1回試験までさかのぼって受験者データを確認してみました。

合格率が高い回上位3位をピックアップしたところ、第1回、3回、4回のeco検定の合格率は約8割です。

■合格率が高いeco検定の受験回(上位3位)

1位 83.70% 第3回(2007年12月)
2位 80.10% 第1回(2006年10月)
3位 79.70% 第4回(2008年7月)

出典:
eco検定の概要と合格率 | eco検定合格講座

eco検定の合格率|試験結果からみた難易度

しかし、最初期はずっと合格率が8割だったのかというとそうでもなく、2007年7月の第2回は51.5%。歴代2位の合格率の低さを誇っていたりするので、油断はなりません。

■合格率が低いeco検定の受験回(上位3位)

1位 48.60% 第17回(2014年12月)
2位 51.50% 第2回(2007年7月)
3位 52.70% 第16回( 2014年7月)・19回(2015年12月)

また、最も合格率が低いのは第17回(2014年12月)の48.6%。このパーセンテージは、同じ東商の試験で言うと、カラーコーディネーター2級、 福祉住環境コーディネーター検定試験2級の合格率と同じぐらいです。難関資格ではありませんが、「そんなの、誰でも受かるんじゃない?」と言われるレベルでもありません。

なお、第1回から22回までのeco検定の平均合格率は約65%です。

与えたいイメージによって合格率を使い分けよう

ということで、回、年度によってかなりばらつきがあるeco検定の合格率。なので、誰かから「eco検定の合格率ってどのぐらい?」と尋ねられた場合は、過去のデータの中から、自分にとって都合のいい数字をピックアップするといいかもしれません。

なるべく難しい試験だという印象を与えたい場合は、

変動があるけど、合格率が50%を切った回もあるかな

と言うとハクがつきますし、気軽な試験だというイメージを与えたい場合は

ここ数年は6~7割だけど、8割を超えた回もあるよ!

と言うと、いっしょに勉強する仲間が増えたりするかもしれません。eco検定の合格率は、場面によってかしこく使い分けましょう。

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