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今日の英語学習の素材は、英検1級2014年度第2回過去問リーディングのPart4。雑誌風の3段組み×2ページの長文だ。

“Reviving Extinct Species”と題されたこの文章のテーマは、“de-extinction”。

遺伝子工学の進歩により、地球上か絶滅した動物をよみがえらせることが、あと数年で可能になるとのことだが、その際、わかりやすい絶滅動物だけに注目しちゃっていいの?というのが論点。

マンモスの復活に注力するのはいいことか?

賛成派として、本文に登場するStewart Brand氏の動画。彼はマンモスのような“keystone species”(その存在が生態系の形成を助ける種)を復活させることにとりわけ熱心であるという話だ。

それに対して批判をする向きは、例えばマンモスだけを生き返らせたとして、環境も気候も変わっているのに生きられるのか?とか、絶滅種のほとんどは菌類とか無脊椎動物なんだけど、そいつらはどうするの?といった疑問を呈している。

私は、どちらかというと、批判者寄りかな。素人考えだが、すでにこの世にいない生き物をポッと呼び出して、再び自然に放り込んでうまくいくほど、生態系は単純ではないような気がするのだ。

“revive”と“resurrect”“restore”の違い

ところで、この英検問題で、テーマの他に気になったのは、“revive”と“resurrect”“restore”の違い。いずれも「復活させる」の意味で用いられているのだが。

「英辞郎」で調べたところ、こうだった。

revive
【他動】
〔死者を〕生き返らせる、蘇生させる文例
〔主に危篤状態の人の〕意識を回復させる
〔死んだような状態の物事を〕復活させる、よみがえらせる、復興させる

resurrect
【他動】
〔死者を〕生き返らせる
〔死んだような状態の物事を〕復活させる、よみがえらせる、復興させる

restore
【他動】
~を元の場所[持ち主]に返す[戻す]
~を元の状態に戻す、~を修復[復元]する
(人)を回復させる、(人)に元気を取り戻させる
(人)を復位[復職]させる
〔なくなっていたものを〕復活させる、復興する

英辞郎 on the WEBの検索結果より

“revive”“resurrect”はほぼ同じ意味を持つが、“revive”はまだ生きている人にも使えるのに対し、“resurrect”はそうではない模様。

他方“restore”には「死者をよみがえらせる」という意味はなく、あまり致命的ではない状態からの回復を意味するようだ。

ただ、“de-extinction”とほぼ同義らしい

“extinct species resurrection”
“extinct species revival”
“extinct species restoration”

でそれぞれ検索してみると、“extinct species restoration”が最も検索結果数が多かったりする(約16,500,000件。他二つは40~50万件)。

絶滅動物の復活は、もはや奇跡のような話ではないという認識を持っている人が多いのかな。今日の単語熟語。

mainstay 頼みの綱、主要な支持
keystone 要、肝心な部分
woolly mammothマンモス
herbivore草食動物
boreal 寒帯の
inbreeding 近親交配
variability 変動性、ばらつき
transmissible 遺伝性の、伝染性の
immune 免疫をもつもの、免疫性の
check 基準
condemn 強いる
fungi 菌類、キノコ類(fungusの複数形)
taxonomic 分類の
invertebrate 無脊椎動物

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