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新形式TOEICでは、Part2(応答問題)の問題数が30問→25問に減る。

しかし、問題の傾向には変更はない模様。TOEICの運営団体「国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)」が、新形式のサンプル問題を公開しているが、Part2の問題は掲載されていない。

ということで、Part2については、従来のTOEIC問題集や対策本がそのまま使えると思われるが、これでこのページを終えるのはあんまりなので、ここで改めてPart2の出題形式を確認してみようと思う。

【追記】
その後、TOEIC公式サイトに、Part2のサンプルも登場。音声が聴けて、画面上で解答もできる。なお、やはり傾向は変わっていない模様。

パート2のサンプル問題
(追記ここまで)

TOEIC Part2(応答問題)の出題形式は?

Part2、応答問題は、ひとつの質問または文が読み上げられ、続いて読み上げられる3つの応答文から、もっともふさわしいものを選ぶという形式。問題文、応答文は問題用紙に印刷されておらず、音声のみを頼りに解答する。

現行のTOEICテスト(2016年4月まで実施)本番で、Part2の開始前に、サンプルとして読み上げられる問題はこちら。

問題文)
Where is the meeting room?(会議室はどこですか)

応答文)
(A) To meet the new director.(新しい取締役に会うためです)
(B) It’s the first room on the right.(右手にある最初の部屋です)
(C) Yes, at two o’clock.(はい、2時です)
(現行のTOEICテストのPart2の設問の例。正解は(B))

しかし、これは最も簡単な部類に入るので、注意。

巷でよく言われているPart2攻略のコツとして、「問題文で “Where~?” と来たら場所を含む肢が解答」というものがある。このサンプルはそれに該当するわけだが、こんな単純な問題がばかりではない。

Whereときたら場所とは限らない

例えば、「会議室はどこですか?」という質問に対し、応答者がみんな場所を教えてくれるとは限らない。

「私もここは初めてなんです」
「受付に聞いてみては?」

という、がっかりな応答が正解の肢である場合もありうる。挙句の果てには、

「何番の会議室ですか?」

と逆に質問をくらったり、

「案内板に従って」

と突き放され、途方に暮れることすらあるのだ。TOEICの道は厳しい。

同様に、「Who~?」「When~?」という質問に対する応答も、必ずしも人物や時が含まれる肢が正解ではない。

例えば、「誰がヤカモトさんの後任ですか?」に対しては、「ムンバイから来るシンさんです」以外に、「知らない」「まだ聞いてない」「今週の委員会で決まるって」などの応答がありうる。

長ーい質問も

あと、質問がもっと長くて複雑なのもある。

「ここで30分の休憩を取りますか?それとも早く帰れる方がいいですか?」

「今日残ってレポートを仕上げた方がいいですか?それとも家に持ち帰ってもいいですか?」

などなど、日本語で聞かれても一瞬答えに詰まるわ、というような。

新形式のTOEICでは、問題が減る分、「Whereと来たら場所」的な単純な問題も減る可能性がある。現行のPart2の、少しひねった問題に慣れておくのが吉かもしれない。

ちなみに私は、易しい設問が減ったとしても、問題数が減る方がありがたいと思っている。

Part2は、質問も応答も、ともに短文なので文脈を追うことができず、一瞬でも聴き逃してしまえば取り返しがつかないという、大変心臓に悪い出題形式だ。

英語音声に集中しつつ、前後左右の人に対し「咳するんじゃないぞー」「くしゃみとかやめろよー」と念を送りながら解答するのは非常に疲れるので、5問も減るだけでもかなり嬉しい。

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