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この記事は、もしかして存在するかもしれない「今日5月29日、第210回公開テストからTOEICの形式が変わったよ、って今さっき聞いたんだけど!知らなかったんだけど!」という人に向けて書いている。

ただ、「TOEICの形式?何それ?」っていう人は、今すぐこのページを閉じて、手持ちの単語集に集中するべし。あなたが影響を受けることは何もないはずだ。

一方、これまでにそれなりのTOEIC受験経験があったり、今年の2月より前に出版されたTOEIC公式問題集や模試問題集で勉強してきて、従来のTOEICの出題パターンをつかんでいる人。もっと早く出会いたかった。形式変更を知らなければ、おそらく本番でびっくりすることは必至だ。

そこで、この記事ではそんな皆さんのために今一度、新形式のTOEICの傾向を注意点としてまとめてみた。形式変更を知らなかった人は、心の準備をするために読んでほしい。

Part3(会話問題)で3人がしゃべっても驚かないこと

これまでのTOEICの会話問題は、男女ペアが交互に話すというものだったが、3人の話者が入り乱れて話すというパターンの問題がいくつか追加された。

もちろん、従来型の問題もあるが、全体的に1回の発話のボリュームが減り、その分やりとりの回数が増えている。また、人の発言をさえぎる失礼な人もたまに出現する。

Part3が延々と続くように思えても焦らないこと

Part1(写真描写)とPart2(応答)の問題が合計9問減り、その分Part3の問題が増えている。すなわち3題増量。

リスニングなのに図表が登場してもわが目を疑わないこと

Part3とPart4(説明)で、リスニングとgraphic(図表)の閲覧の合わせ技で設問に答えるというタスクが課されるようになった。例えばこんな感じのリストが問題用紙に印刷されている。

TOEIC新形式問題図表の再現

公式問題集によると、Part3で3問、Part4で2問この手の問題がある模様。グラフィックは、地図やグラフ、クーポン券のこともある。

設問で、会話やトークの音声が引用されてもうろたえないこと

設問の読み上げの際に、先に流れた会話やトークの一部が突然再生され、「これを言った時、話者は何を意図したでしょう?」みたいに尋ねる問題が、Part3にもPart4にも新設された。これは慣れないと対処するのが難しいと思うので、もし正解が出せなくても気にせず先に進もう。

Part5(短文穴埋め)が思ったより早く解けてもぬか喜びしないこと

文法力が上がったからではない可能性が高い。Part5の問題数が40問から30問に減ったのだ。やれやれと一息ついたりせずに、とっとと次のPart6(長文穴埋め)へGoだ。

Part6で文による穴埋めを求められても冷静でいること

Part6は、ひとつの文章における空欄が3つから4つに増え、うち1つは選択として文が用意されている(残り3つはこれまで通り単語や語句を入れる問題)。

Part6の変更点

すなわちPart6はボリュームが増えたわけだが、残るPart7(長文読解)に備えて、時間配分を意識して淡々とマークを進めよう。一説によると、15分でPart5&6を解き終えるのが望ましいようだ。

Part7の文書に空欄が登場してもそのまま読み進めること

そしてたどり着いたPart7にも穴埋め問題が新設。文章中に4つの空欄があり、用意された文はどこに入るでしょう?という設問だ。すべての空欄に答えが入るわけではないので注意。

Part7の穴埋め問題

3つの文書を読んで解く問題があるが、落ち着いて対処すること

これまでのPart7では、文書は2つまでだった(いわゆるダブルパッセージ)。ところが新形式TOEICでは、文書が3つ(トリプルパッセージ)の問題が登場。公式問題集によると、ラストの3題(Q186からQ200)がこのタイプになるようである。

ただ、読まなければならない文章の量が劇的に増えるということはないようで。3つのうち1つは短いメールやコメントだったり、スケジュール表だったりする。パズル感覚で楽しんで行こう。

まとめ

ということで、「えっ、TOEICって新しくなったの?」と直前まで知らなかった人のために、本番でびっくりしそうな変更点をまとめてみた。

なお、公式問題集や、有名講師の予想問題集を見たところ、オフィスでのやりとりや、お店での買い物、図書館や美術館のイベントがとうこうというこれまでのTOEICの世界観には変わりがないようだ。赴任地で紛争が起こったり、病気が蔓延したりということはない。

従来の問題集で勉強してきたことは、決して無駄ではないどころか、形式変更後のTOEICでも大きなウェイトを占めるので、ご安心を!

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